Yellow Gold Tour 3011@大阪城ホール20110121(その1)

アリーナ後方、ほぼ中央からの参加。思えば私が初めて行ったカツンコンも城ホアリーナの同じような場所だったんです。感慨深い。じんくんについては約1年ぶりの感想です。以下ネタバレにつきたたみます。





会場は球体がいくつも天井に浮かんでいてクラブの照明仕様なのかな。始まるまではメインステ上方でDJがターンテーブル回してノリの良い感じの音楽を流している。別に煽ってくるでもなく無言でそこにいるだけ、セットの一部にも見えるので後のショーにイメージを引きずらせない。音楽は良い感じに体の中をウォーミングアップしてくれるのでショーが始まると「踊りやすい体質」になっている感じ。

客電が落ちてキャー、はいつものコンサートと同じなんだけどOPの映像ね、噂の。もう大阪の段階ではこの映像についてのアレコレを聞き及んでいる人が多いのか食い入るように見つめる人が多いのかとにかくめっちゃシーンとしてた。ここまでの経緯を考えてあのメッセージをフィクションと考えるのは私には難しいか、と思ったけど最後に「下僕たちよ!」みたいに言われるのでちょっと我に返った。裏切った者云々というのはあの「支配者」に対する「私達」のことなのかも知れない。そう考えると「よっしゃ支配されてやろうではないの!」というどM魂がむくむくとw

登場のChristmas Morning、これは日生でもそうだったんだけど近未来的なコンセプトが前面に出てる。前半はなんとなくそんな感じで進んでいく。3曲目のMagnitudeはクレーンで高くからぐるっと回ってくれたので「ああちゃんといた」みたいな安心感はあったけど。声にもエフェクト、コンセプトも近未来だとどこか非現実的な気がする。日生の時は2階席だったこともありそんな「近未来のホームパーティー」を眺めてる感じだったのだけど、今回はそうやって「動ける」会場でじんくんが動いてきてくれるたびになんだかちょっと安心した。

こういうコンセプトだと従来のジャニコンのイメージでいる人は「おいてけぼり」にされたように感じてしまうかもしれない。それを感じさせないためにはハコが小さいかパフォーマンス側がダイナミックであるか、のどちらかだとは思うんだけど、この隙間を縫う第3案が「動く」なのよね。ジャニコンの花道やクレーンというのはこの大きさの会場でこのコンセプトを見せていくのに丁度いいんだな、と変に感動してしまったw

長くなりそうなのでいったんここで。