KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR “10Ks!” 雑感

レポでもなんでもない私の気持ちの遷移。東京までの2公演。《 》はその日のツイートの引用。


2016.4.3 名古屋
始まるまでは、3人のKAT-TUNを見るのが怖い気持ちの方が強かった。田口くんの不在を感じることで、ようやく忘れかけていたあと2人の不在も感じてしまいそうで。そんな不安はオープニングの「GOLD」で吹き飛んだ。やっぱり彼らはここから出航するんだ。選曲もそうだし、強い強い3人の立ち姿に痺れた。泣いたのはかっこよすぎたからだ。
《オープニングがGOLD、しかも衣装が超強めのやつで、そこから息つく間もなく畳み掛けてくる3人から、この3人とファンで今日出航するという決意の強さをひしひし感じたなぁ。私らみんな強いカツンが大好きってほんとに彼らが一番よくわかってる!》
ずっと息つく間もなく歌い続ける3人に着いて行くのは途方もなく楽しかったし、バクステ脇のほぼセンターのアリーナから見る景色は圧巻。スライドショーという個人的な弱点のせいで4Uではポロポロ涙がこぼれたけど、すぐにTRAGEDYからのUNLOCKという特効祭りでまたしてもやられた。どこまでもかっこいいKAT-TUNはやっぱり私の誇りだな!って思った。
《君のユメぼくのユメの時に白のロングコート、ちょっとだけ嫌な予感がした。トラウマすごいwでも光の中にいる白のロングコート纏った3人が気高くて美しくて、少しだけは安心したのだけど。その後の挨拶、今あるものは何もせずにそのまま存在するわけではないということなのかなって思わされた。》
君ユメを泣かずに乗り越えたけど最後の挨拶でちょっと驚いた。かめがあんなふうに言葉を詰まらせるなんて思っていなかったから。でもそんな、小さな棘で突いた痛みは表立っては残らず、本当にかっこいいKAT-TUNとの楽しい時間だった、という印象が強い。

2016.4.20 大阪
名古屋から大阪までは意外と間があって、早くKAT-TUNに会いたいと思ってた。大阪はアリーナAブロだったので特効やレーザーに飲み込まれる感じだった。ライブはやっぱりいつも楽しくて、大阪のアリーナちょっとノリ悪い?くらいの気持ちだった。かめの葉っぱおばけ〜ってのすごく可愛くて幼稚園児みたいなかめにデレデレしたけど、この日のかめの挨拶の言葉は刺さったなぁ。
KAT-TUNを好きな自分で「いる」んだなぁ…そう思って4Uの写真たちを思い出すとまた泣ける。あの写真たち、この時いろいろあって辛かったろうね、って顔してるのがいくつかあって。そんな時KAT-TUNを好きな自分でいようと頑張ってたのかと思うと泣けるよ。東京ドームできっと号泣する。》
かめがそうやって自分の置きどころをいつも探って、大切なものをその身体全てで守ろうとする人だということはわかっていたけど、言葉にされると本当に胸が苦しかった。そうやってかめが大切にしてきたKAT-TUNが大好きなんだ。
《ピスフルの時「最後だぞー思いっきり叫べー」って言われるけど、思いっきり叫ぶことでわたしの大好きなKAT-TUNが守れるのならこの声が枯れるまで何度もどれだけでも叫ぼうと思う。思って叫ぶ。それだけが全てそれだけを望もう、って歌詞がぴったり重なって泣きそうになる。守りたい、それだけ。》
本当に。声の限りその名を叫べば好きな人たちが守れるのなら、私はどれだけだって叫びたいと思うよ。
大阪から東京までの日々はあっというま。ライブは一つひとつ終わっていく。寂しさばかりが募っていくのはどうしてなんだろう。東京までの時間で、ようやく10KsのMV集を見た。
《そして思うのは自分はなんてグループを好きになってしまってたんだ…ってこと。この個性のぶつかり合い、それでいて貫かれる世界観、このひとたちまだハタチそこそこですよね…?時折見せるあどけなさ、笑顔とのギャップにもやられる。この先とんでもない運命が待っていると知っているから余計に愛しい》
どんな瞬間のKAT-TUNも愛おしい。今がKAT-TUNそのもの。どこかでなかなか受け入れられずにいた3人のKAT-TUNをくっきりと受け入れよう、この3人に全ての気持ちを注ぐことが10年全部に気持ちを注ぐことだって思えた。
《東京に向けてネイルチェンジ。がっつり担当カラーでいくかメンバー全員の色を入れるか…で迷ってだけどネイリストさんが「やっぱり今回は全員の色を使わないと!」と一緒に考えてくださった(;∀;)じゃにおたに理解あるネイリストさん(;∀;) https://t.co/wyrp3gzM30
《ちなみに前回はさりげなく6色にこだわったんだ。でも名古屋、大阪と見てきて3人のグループへの思い、覚悟が本当に伝わったから、3人であるということをしっかり受け止めないとな、って思った。どんな時のカツンも大切だけど、今目の前にいるその姿こそが「今」なんだ。》
東京で、充電前の3人の姿をしっかりこの眼に焼き付けよう、そう思ったんだった。