KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR “10Ks!” 雑感(その2)

2016.4.29 東京

東京での時間はやっぱりどこか特別でわくわくするけれど、この東京の日々が終われば、しばらくは約束のない時間になる。本当に自分の気持ちの置きどころがよくわからなかった。この日は天井席。ライブのすべてを楽しみつくす気持ちでドームに入った。
錨をイメージして配置されたアリーナの美しさ。船のセットの力強さ。今まで気づかなかったけど、王冠のように頂にあるKAT-TUNのロゴは、大きな船の行方を見守る見張り台のようにも見える。私たちが心待ちにしている「復活の日」はそこから遥か遠くに見えているんだろうか。それとも案外近くにその形が捉えられているんだろうか。そんなことを思いながらもうすぐ3人が現れるステージを見つめていた。客電が落ちる。あ、明るいな。そうだドームの屋根は光を通すんだったな。薄明るさの中で紅いペンライトが一斉に灯る。最終日に中丸くんが言っていたけど、私が絶対忘れない光景はこれだと思う。
<今日は天井席で本当にたくさんのことが見えたし、たぶん充電期間に思い出すカツンコンの景色は今日見た景色になるんだろうなと思った。あれだけの特効やレーザーに埋もれない3人の個性ってやっぱりすごいと思う。>
レポで見た通り最初から水!!!荒波を割って進む船のイメージぴったりすぎる。かっこよすぎて今日も泣く。自分たちの曲を知り尽くしているからこそできる演出。前の座席に座っていたカップルの男性が初めての人で「すげー!」「やべー!」を連発していた。特にリアフェのペンラの揃いっぷり。KAT-TUNのライブでは滅多に一緒の手振りをすることがないから*1一層引き立つ気がする。とにかくライブが始まってしまえば「楽しい!」しかない。TEN-Gのコーナー以降は若干ふわふわしたままであんまりよく覚えていないけど。ポスター当たったら死んじゃう、とかいつも冗談で言ってたけどほんまに当たった。まわりの人たちがすごく温かく拍手して一緒に喜んでくださった。ありがとうございます。
相変わらず3人の挨拶を聞くのは苦しい。ドキドキする。何か決定的な一言が放たれるのではないかといつも覚悟しているけれど。中丸くんの「Webや会報をチェックしていただいて」で一気に「アイドルにお金を落とす私」であることを実感して可笑しくなる。ありがとう。
<今まで抜けていった誰のことも腹が立つなんてなかったしそれぞれの場所で頑張ってくれたらいいと思ってきたけど、今日かめが「情けなくて」って言ったのを聞いて、そんな思いにさせて…!って悔しくなった。しばく、って思った。その時は。>
<でもそのすぐ後にかめの口から、絞り出すように出てきた6人の名前を聞いて、やっぱり誰のことも恨んだりできないんだって思った。かめが大切にしてきた6人は、自分にとっても大切にしてきた6人だったから。あの時も、あの時も。>
はてダで知り合ったご縁でライブ後の生肉というこれぞKAT-TUNな取り合わせも実現したし、東京ドームホテルに宿を取ったおかげで窓からうちわを向けるというのも実現した。*2いつもと同じ、いやそれ以上に幸せなライブ後だったな。
<ドームホテルの人が「今回のバッグはこれなんですね」って話しかけてきてくださって、「あぁそうか、ずっと見てこられたんですよね」って返したら「ええ。もう10年か、あっという間ですね」っておっしゃった。ここにもあるカツンの10年。とてもとても愛おしい10年。>
私にとっては
<ドンチューもネバアゲも脳内でフロム千葉もフェイクも補完できるってことがカツンとの10年なんだろうな>

*1:他のグループだと結構あって、きちんと覚えきれない私はだいたいそれっぽくふるまうけど、盛大に右と左を間違ったりして恥ずかしい

*2:でも、上層階だとドームからは全然見えない。今度はでっかいメッセージ貼ろうって思ったよ。