結局はいちばんシンプルなところへ

たっちゃんお誕生日月間につきデザインを変えてみました。天使の羽はもっとふわふわだろうけど。
そんな天使の日10月4日の私の気持ちをやっぱりもう一度まとめておこうと思います。ネガティブ過多で感傷的だけど一度は自分の心からぽろぽろ出てきたものなので拾い集めておきます。






始まりは10月3日のじんくんの壮行会に取材が入ったというところから。取材を受けてじんくんの姿が見られるのはうれしいけれど、言葉を文字にした時点でそこにたくさんの憶測や解釈がまじって真実が見えなくなること、映像にしても編集次第で印象が変わること、そういうことを考えたらちょっと手放しでは喜べなかった。私は本当にじんくんの歌う声が、姿が好きで、「担当」というカテゴライズならば「K担」なのかもしれないけれどじんくんに歌われたら体の中に違う種類の電気が走る気がしている。これまで散々流された幾多の情報によってじんくんのパブリックイメージはあまりよろしくない。けれど歌は本当にすごいの。英語で名乗っちゃって英語で歌っちゃってなんだよ外国かぶれ、なんて言われるのがだから悔しい。ヤ○トピのコメントなんかでまた好き勝手言われるだろうなあと思うといい気がしなかった。
朝起きてWSを見た。週刊誌の下世話写真ではしまりのない感じだったじんくんは人前に出るにあたってものすごくスッキリしていた。こんな姿に見覚えがある。留学から帰ってきたときの城ホのコンサート。しばらくカメラの前にいなかったじんくんはちょっと垢抜けない感じがしたけれどそれが逆にものすごいオーラというか生々しさを伴って圧倒されたんだった。生々しいけれど清々しい、というのがぴったりだった。やりたいことを終えて自分の道をもう一度定めた清々しさ。今朝のじんくんにはあの時と同じ生々しさと清々しさを感じた。ああこんなに清冽なひとなら、もう今は見送るしかないじゃないかって思った。
でもその後の言葉にちょっと耳を疑った。「メンバーにとってはサプライズじゃなかったんじゃないですかね」って聞こえた。サプライズじゃないわけないじゃない。京セララストで、かめが「本当にいろいろあったけど」と言った、あの時の一瞬の間一瞬の表情がどれだけ私の胸をぎゅっとしたか。あんな表情をしたひとが驚かなかったわけがない。本気でそう思っているのだとしたらちょっとはたいてやりたい。心の中で思いっきりエア緑スリッパをふりかざした。パコーンとして、それでおしまい、一応そんな気持ちで家を出た。
けれど日中ももやもやは消えなかった。スポ紙も読んだ。じんくんは何もかもまっすぐに話そうとする。そこに嘘はない。それはわかる。自分が発した言葉が捻じ曲がって伝えられることがたくさんあることも彼は承知だろう。自分の言葉だけ信じてて、と思っているだろう。ただ、捻じ曲がった言葉は他の人に突き刺さる。たとえば中丸としか食事に行っていないという真実も、誰かが勝手に不仲説にしたり。私はじんくんが好きだし、じんくんが歌ってくれているならそれでいいの。じんくんが笑顔で、素直にいられるならいいの。いいけど、もしそれで他の5人が傷ついたりするのなら、今はそっちを守りたいんだろうとぼんやり思う。そしてもっと守りたいのは、6人でいたときのカツンのことなんだろうと思う。素直に話してかまわないけれど、自分がカツンにいたことをなかったことには絶対してほしくない。今までまわりがそういうことにしようとしているのだろうという空気は感じたけれど、じんくん自身からは感じたことがない。気がする。ひょっとしたらあるのかも知れないけれど、今はそれをまわりのせいにすることができる。
仕事の帰り道壮行会レポを読んでまたもやもやした。滝が来たってね。じんたきの兄弟は大好きだけど、「サプライズはない」の後のこれ。さっき気のせいだと押しやった「過去をなかったことにしようとしてるの?」の気持ちが渦巻く。さみしがりやだから、今は自分から離れないということを目に見える形で示してくれる人のところでぬくぬくしていたいのならそれでいい。けれども、形にすることだけがやさしさではないということも、きっと知っているはずだから。それがわからないようなこれまでの年月じゃなかったでしょう。カツンってそういうところなんじゃないの。なんかそうやってもやもやしすぎて疲れてきた。通勤途中に聞いたたぐちくんのWINDがぐるぐるする。「やりたいことをやるための一歩は やれることをひたすらやればいい 未来なんてわかんない だから今を輝きたいんだよ」こんなにのびやかに、笑顔で、できればそうやって夢をかなえるじんくんを送り出したいだけなのに。
夜になって2部のレポが落ちた。なかまるが来たらしいということ。言いにくいようなこともしれっと言いながらなかまるは近況を報告してくれたということ。じんくんは今までと変わらず、なかまるにタジタジしたりいじったりしながら笑顔だったってこと。

もう、それでいい。
じんくんはやっぱり私の中ではカツンだから笑顔で送り出したい。そして今ここにいる最高にかっこいいのにどこかずれてたりして愛されているかめと、いつもブレない笑顔で素直さできっとどこかで「あかにしくんいってらっしゃい」なんて言ってそうなたぐちくんと、熱く優しくカツンのこの先を考えているこきたんと、自分の世界を着実に作り上げているたっちゃんと、淡々とでも実はいろんなこと考えてわーってなってそうだけど優しいゆっち、みんな好きだってこと。好きだからこれからも見続ける、結局は一番シンプルなんだけど今は茨の道っぽい。茨の道っぽいけど好きだから突き進む。時々大きすぎる棘に傷つけられるけど、それでもばっさばっさと突き進んでいく。