限りない夢を乗せて

私のipodが非常にツボを突いた選曲をしてくる時がある。もちろん自分の好きな曲ばっかり入れてるんだから常にツボを突いてるんだけど、その曲が来るタイミングが絶妙だなーと思うことがよくある。絶妙すぎてますますその曲が好きになる。そのひとつが「Will Be All Right」なんだけど、何度この曲にうわわわわーってなったかわからん。そして今日もうわわわわーってなったので、こりゃ見るしかないな、と思った次第。

未来など想像しようともしなかった頃も、未来ばかり考えて立ち竦んでいた頃も、間違いなくそこには限りない夢があった。夢、と自分が思っていたものをひとつずつ塗り潰し、あるいは手に入れあるいは諦めた。いつのころからか「夢」と問われても鼻白むことが多くなった。そんな自分の窮屈な今に、「It's All Right ありのまま 限りない夢を乗せて」とのびやかに歌う彼らの声は、明るく力強く、そして少し遠い。その距離感を圧倒的に思い知らされて、ときに驚くほどせつなくなる。決して交わることのない現実。生きるステージの違い。でもせつなさの後で、「夢」に対してしらけることのない、ちょっと前向きな自分がいるから不思議だ。

そんなかんじでipodのせいで夜じゅうずっとコンDVDから離れられないという^^
女王コンで聴けなかったうぃるびーを、ドームで一緒に歌いたいんだ、というひそかな願望です。