去年と今年と

何が違うんだろう、と自問自答中。明らかに去年とは違ったテンションで昼休みに会社のじゃにおたとnotじゃにおたにドリボのあれこれをまくしたてた。滝担の友は「舞台いいでしょ!次はぜひ革命を見てほしいわー」と言い、おーちゃん担の友は「おーちゃんも舞台やってほしい!」と言い。notの方々はぽかーんって感じwで、結局何が違うのか「席がよかったんじゃないの?」というのも確かにあるっちゃあるけど、いやいやそんな物理的なもんじゃないんだよなー。頭の中を今もずっとドリボの面々がフライングしているのです。重症です。

ぼんやりとした答えのひとつがてごしくんの加入なんじゃないかなって思う。てごしくんの自由奔放な弟キャラがかめたんをお兄ちゃんにした。かつんにも自由人たっちゃんがいるけど、たっちゃんはかめよりもお兄ちゃんだし。てごしくんの自由さには甘えん坊前提があるような気がするんだけどどうでしょうか。まんまとかめがそれに乗せられてるんじゃないのwドリボの筋的にもユウヤってキーマンじゃないですか。去年はユウヤの役どころは薮くんだったり大阪では中田くんだったりして、話に結構かんでくる役どころのわりにキャストが固定ではない、というのが、結果その存在を微妙なポジションにしてたような気がする。あの役が微妙なポジションだと筋もどこかふんわりしちゃってたんだよ。つっこみどころ満載のドリボの筋、それは今年も変わらないんだけど、つっこみどころ満載ながらも骨太、ってのが今年の印象。

その「骨太」を感じさせるもうひとつの要因はやっぱり歌にある。役柄を固定したことでキャラクターがしっかりして、さらにそのキャラクターの歌唱力がしっかりしている、ってのは強い。そこへ相対するのがすばるくんの確たるパフォーマンス、なんたる贅沢。すばるくんの歌を私がはじめて生で聴いたのは何年か前のエイトコンだったんだけど、ドームに滔々と響いたその歌声にしばらく動けなかったのが印象深い。なんて気持ちよさそうに歌うひと*1、って思った。今回もなんにもない舞台にひとり佇んですうっと歌いはじめる姿の凛々しさに圧倒される。スポットの向こうに映し出される吐息が靄みたいに見えた。でもどこかその姿が身を削るようにストイックで。それがチャンプという役にすんごい厚みを与えてるなーって思うの。

そんな二人に影響されてかめの歌チカラも確実に変化してる。歌唱力、っていうのじゃなくて歌に込める感情の乗せ具合が変わったように思うのですよ。「俺かめなし!」ないつもの歌い方も好きなんだけどそこにプラスされた切ない感情がたまんない。やっぱり私、かめたんがギラギラしながらもどこか切ないってのがツボなんだ。それからもうひとつ心を掴んで離さないのがそのしゃんとした佇まい。座長としての風格、というか。こきたんがいてくれてどこか安心するところのあった去年、そしてゆーじぇいの各グループから一人ずつやってきた緊張感のある今年。与えられた課題が高いところにあればあるほどしっかり手をのばそうとする、その背筋の伸びた凛々しさに惚れるのは無理ないね!デレ期なんだからもうめいっぱい言わせてもらいます^^

*1:声の質は違えどそのへんじんくんにも同じような印象がある。