1582

アルバム曲がラジオでOAされて某所にがっさり落ちている・・・が、ここはひとつアルバムのクリアな音源をじっと我慢したいと思います。とか言っていちごぱんつ*1だけは我慢ならず聴いたという堪え性の無い大人。そして想像力がとんでもなく広がる曲であるがゆえ、ちょっとアウトプットしてみようと思います。でも痛い妄想だったら困るので*2畳んでみるよ。




乾いた木の爆ぜる音。やっぱりこれは「1582 本/能寺の/変」ってことですか。事件の名前としての単語しか知らなかったのでちょっとウィキってみた*3ら、最後はここで放火して自害したのだね。そんなことも知らんのかって言われそうだけど^^

その、木の爆ぜる音に続く電子音。現代から1582年へのタイムスリップ。

出陣前の武将の荒々しい魂を全身で受け止めるかのような、激しく絡み合う姿。このお相手が女なのかはたまた男なのか、は定かではない。ちょっと調べてみたら、当時の武将は出陣前には女性を禁じるらしい。

次に目を覚ました時にはもうその御方の姿は無い。明日はいずこなのかも分からぬ関係。戦から猛々しく戻る、血に染まった腕に再び抱かれるまで、永久の眠りにつく。けれどもその心の奥には情念の炎が燃え盛る。もう離さないで欲しい、どうか私をその手で掴んでいてほしい。待つ側の心はこんな感じかな。

武将の心と姿は、はっきりとは描かれていないのだけど、「わたくし」の目を通して描かれるその人は、野心的で支配的。でも一瞬だけ武将の姿が見えるのが、間奏部分での息遣いかと。物議を醸し出しそうな件の効果音は、私には滴る血を掬い取るような音に聞こえる。もちろんもうひとつの音でもあるんだろうけど。

一応「女」目線ってことで解釈するとなんだか切ない。その眼も、心も、決して自分の方を向いていないんだもの。けれど「愛」だけはあるような気がするから、「わたくしを その手で掴んでいて 愛で」と懇願するしかない。どんなに恨み言を言ったところで、その腕に抱かれたらひとたまりもなく支配される・・・ってまさに私のツボそのまんまのシチュエーション(*゚∀゚)うはうは(*゚∀゚)ついでに言えばこの「女」は決して妻とかそういう高貴なご身分でなく、歴史の史料の上では「女」としか記されない程度のご身分であってほしい。戦地に赴く途中で立ち寄った村の未亡人とか。その村は結局威嚇のために焼き払われてしまうんだけど、女は信じた愛を胸に秘めて炎に包まれてしまうの。そう考えると冒頭の音は女の側の音でもあるかな、と。


ところでかめたんはこれどっち側で演じるのかな。男かな女かな。それともあっちかな。

*1:じゃないらしいけど^^

*2:こういう時点で既に痛い妄想決定なわけだが。

*3:ちなみにおださんのお名前をググってみたら次期候補に「おださん 同●愛」が上がるっておださんどんだけwww