RESCUE #4

訓練編最終章、つーことでてんこ盛り。いやさすがに盛りすぎでしょ、という回でした。なんたって開始3分でもう事故発生だもん。つまりそれだけ各訓練生(を演じてる方々)は頑張ってるわけで、そんな彼らへの応援と「んなアホな」と山下真司への熱い思いの詰まった一時間でした。
ただねー、そんな面白がって見ていいものか、という一抹の正義心もなきにしもあらず。事故だし、命かかってんだし、演じてる人々も真面目そのもの*1なのは百も承知。承知の上で、あえてドラマとして私が楽しんでいるところを挙げてみる。作品から発せられるメッセージはしかと受け取った上で、それでもなおこぼれるネタの部分を楽しもう、というのが本意です。そこんところ拾っていかないと、1時間マジで窒息するYO。今回マスク着用で見てたからそれでなくても息苦しかったのに。ホント毎回かつんの声が遠くから聞こえてくると「助かった」という気持ちになるもん。


豊隊員が今回は大活躍だね!判断力とかスキルとか仲間への思いやりとか、すべてにおいて安心して見ていられる役どころ。今回はそういう安定感の隙間から、大地的な熱意がちょいちょい見えてた気がします。ていうか他の隊員も軒並み大地的になっている気がする。恐ろしい影響力だ大地・・・さすが主役。あのおでこのしわから何か特殊な気を発しているのかもしれない。

「早く要救助者を安全な場所に!」と言いつつ彼らの「仲間が!」「仲間が!」の気持ちが回る。早く救助者を移動させなさいよ、今ので2分くらい経ってるよ、というのはこの際置いといて見るべきなんでしょうね。でも置いとけないくらい今回みんな熱くないか?それはこれが最終訓練だから?

ま、そんな中大地のヤツは相変わらず刮目して頑張ってるわけですが。エレベーターを降りた時はさすがに見ながら「やりおった・・・」と言ってしまった。ちょ、自分のスキルを考えて!!結局彼は毎回要救助者になっている気がするのですが。「うおおおおおお!」と言ってからの火事場のクソ力は相当なもんですけど、ひょっとしてこれが仮候補生認定の際に教官が言ってた「特殊なスキル」じゃあるまいな!それじゃキン肉マ○だよwww

訓練編おしまい、ってことは真司とも今回でお別れなのでしょうか。引っ張りに引っ張ってきた真司の吐血も、最悪のタイミングで訓練生たちの知るところとなり事故現場の足手ま(ryに。しかもこんなタイミングで「俺の命はあと・・・」って告白って!!なんか真司の周りだけ大映時間が流れてるよ。「スクール・ウォーズ」で哀しいシーンに流れていたお決まりのBGMがあったんですけど、真司が出てくるとあれが私の脳内で勝手に再生されるのです。困った困った。「お前らは落ちこぼれだ」なんて言われると、そのうち漢字ノートいっぱいに「花園」って書かせるような気がしてならない。「先生!落ちこぼれだって花園へ行けるんだな!」「ああ、そうだ!落ちこぼれだって花園へ行けるんだ!」みたいな。奇しくも真司の役名は「大八木」だったのね。大八木といえばまさに「長浜一のワル」のモデルとなったあのお方・・・!
スクールウォーズにだだはまりだった世代としては、こう、山下真司と熱い涙と男たち、という構図が非常にノスタルジックに迫ってくるのです。

*1:ゆっちを代表として。