良かれ悪かれ言いたいことを全部言う

この話はもうおしまいにしたはずだけど、自分の中ではやっぱりすっきりしない。鬱陶しい類の話なのでたたんでおきます。





じんくんのステージを見て自分が見たものだけを信じようと思った。こんなに楽しそうに、優しく歌う彼が、歌うことをやめるはずは無いと確信したのだった。そしてその歌う場所はジャニーズであるということも。なぜならいつか、こーいちさんと滝と光子の対談で「ジャニーさんの教えることは挨拶がきちんとできることといった至ってシンプルなこと」というようなことを言っていて、じんくんはそのシンプルな「ありがとう」をとても素直に届けてくれたからだ。
で、そこまでは見えたんだけど、そこからが見えない。「カツンに対するじんくんのスタンスを知りたい。じんくんの発するものから私に見えなかったのはそこ。」だと私はその日のことを書いたんだけど、「ジャニーズにいる」ことは「カツンが彼のホームである」ことと当然同義だと思いたかった。思いたかったけど見えなかったんだ。だからライブでまた無敵の彼らを見て、見えなかった部分を埋めたいと願っていた。その願いが叶わなかったことで、またそこが不安定になりはじめた。
その不安は先日のこきたんのマニュアルで自分なりに決着をつけた。新曲のリリースに関してはこの時点であるのかないのか定かではなかったけれど、個人的な希望は「5人で出すなら無くていい、6人なら有ってもいい」というものだった。コンサートツアーは「今の彼ら」を届けてくれるものだから、今の彼らの決断を受け止めるしかない。でも曲っていうのは、出すのは確かに「今」だけど「これから」もカツンの財産じゃないの?3年前のあの時は、彼をまじえてレコーディングするのは状況的に無理だったかもしれない。けれど今回は「1と5の両翼」なわけで、本体の6は変わらない*1んだから。本体として出す曲を片翼で、というのはなんだか納得いかない。6で作っても、5人用にアレンジできるだろう。カツンの場合「6-1=5」には絶対ならないんだから。それを最初から5で作ってしまって、後で合流したら「5+1=6」にしようっていうのはどうなのよ。*2
コンサートツアーに参加しないということを決断した時点で、新曲への不参加というのも同時にその決断の材料に含まれていたのかも知れない。それならばそういう提案をした人に対してなんだかなー、と思う。6人はこのことに対してどこまで意見できたんだろう。ツアーとは違ってレコーディングは6人の日程調整ができなくても最終のミキシングでなんとかなるんじゃないのかな。誰も「6人で作ろう」って言わなかったのかな。そこを、知りたい。カツンに対するじんくんのスタンスを知りたい。じんくんに対する他の5人のスタンスも、知りたい。本当に知りたいことが伝わってこない中で下らない憶測ばかりが踊り、何かにしがみついていた私の思いも、その振動で揺り動かされそうになる。あんなに好きなじんくんのソロ曲を何一つ聴けなくなってしまった。耳元で零れるその声に、悲しくなるような真実を見つけてしまったらどうしようかと思う。自分が見聞きしたものだけを信じたいけれど、自分の気持ちが不安定だと、おかしな幻影が見えてしまうかもしれない。

*1:って言ってるんでしょ?事務所は。

*2:逆に、1の方のアメリカ版HPでは意外にもグループ推し。このへんの戦略のまずさが事務所クオリティなのwいくら中学生レベルの英語のHPと言えどもそれを見る人よりネタ臭むんむんのサ○ゾーとか見る人の方が多いんじゃないの